那須野の旅人

旅の行く手にはどんな世界が待っているのでしょうか・・・

透明魚の世界



那須地方でも自宅がある平野部では、もう2ヶ月近く雨も雪も降らない。関東の南部では降っているのに
北部のからっ風が強いこの地域で降雨がないと空気の乾燥が著しく、冷たさと相まって辛い毎日となる。
そんな中、お馴染み「なかがわ水遊園」で透明魚の展示が開催中というので 久しぶりに遠出をした。
館内は適度に湿度が保たれていて、数時間を快適に過ごすことができた


冬のなかがわ水遊園


透明魚とは詳しくは後述するが、ある種の薬品等を使い魚の筋肉部を透明に加工し
骨格に染色を施してアクリル標本容器の中で美しく仕上げる一種の芸術品である


案内

クリスタル尖塔

透明魚標本展示の一部

標本1

標本2

標本3

標本4

標本5



                      透明魚標本のできるまで
① 標本の水洗い
標本の表面やエラなどについた粘液を水道水でよく洗う。腹の部分を少し切って、内臓を出す。
② ホルマリン固定
10倍希釈ホルマリン液(ホルマリン原液を水で10倍に薄める)に3日ほど標本を入れる。ホルマリンは有毒なので手袋で
蒸気を吸い込まないようにし、素早く容器の蓋を確実に閉じる。ホルマリンの働きは標本の腐食を防ぎ変形しないように
することが目的です。その後皮を剥ぐ。
③ 軟骨の染色
水を交換しながら1日水に入れておく。魚の皮を剥いで(丁寧によく剥ぐのがポイント)、軟骨染色液に1日入れる。
軟骨染色液は、95%エタノール80ml、氷酢酸20ml、アルシャンブルー10mgを混ぜる。軟骨染色液から取出し後95%、
50%、20%のエタノールにそれぞれ2~3時間ずつ入れて、余分な色素を取り除き最後は水に1日入れておく。
④ 標本の透明化
標本の筋肉部分を蛋白質分解酵素のトリプシンで透明化する。トリプシン液は飽和ホウ酸ナトリウム液30ml、 蒸留水
70ml,トリプシン結晶1gの割合で作る。標本を入れてフタをし、温度を30~35度に保ち半透明になるまで待つ。2週間位
かかるが、時々透明化の具合を見て確かめる。脊椎骨が見えて、軟骨が青く見えるようになっている。
その後トリプシン処理を行う。 処理後(脊椎骨が見える)
⑤ 硬骨の染色
(アリザリンレッドS染色原液)1%抱水クロラール溶液120mlにアリザリンレッド若干を溶かしグリセリン20ml、氷酢酸10ml
を加える。次に2%水酸化カリウムに青紫になるまで原液を加え、蒸留水中に標本を入れ脊椎骨が赤くなるまで染める。
数時間から一昼夜で、時々染まり具合を確かめる。アリザリンレッドS染色液に入れる 。これで染色の終了
⑥ グリセリン処理
0.5%水酸化カリウム液とグリセリンの混合液に入れる。水酸化カリウムにより透明化がさらに進む。
最初は3:1、次に1:1、さらに1:3の比率で、2~3日ずつ入れ最後に純粋なグリセリンに入れ防腐剤にチモールを入れる。
チモールはグリセリン100mlに対し25mg加える。グリセリンは通常、薬局で買うと濃度が低く、試薬は1級のものを使う
のが望ましいという。以上終了。 (Google 検索にて)


なかがわ水遊園を訪れると、どうしてもピラルクーを見たくなります


  1. 2014/01/19(日) 21:49:59|
  2. 展示館
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