那須野の旅人

旅の行く手にはどんな世界が待っているのでしょうか・・・

里山の沼に息う・・・羽田沼(はんだぬま)の白鳥



天気予報で温暖な一日になるというのを確認してからお隣りの市にある羽田沼の白鳥を見に行った。
予報通り寒の最中にも拘わらずポカポカ天気。 こういう日には白鳥の動きは静かで、あまり飛び立つ
ことはないのだが、寒い日よりは増しだと沼の畔を散策しながら何枚か写真を撮った。白鳥の飛翔は
たった一度だけあり、連写機能を使って撮影したものの、中望遠レンズ使用で、被写体がかなり遠く
いつもながら撮影はやはり難しかった



2014羽だ沼の白鳥


曲は 「慈しみの刻」(秋山裕和オリジナル)
画像クリックでBGMが流れます
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              BGMは約1分で停止します

白 鳥 3 態
画像クリックで3枚です
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エサを求めて陸に上がった白鳥の姿です



白鳥の羽ばたきと寛いで泳ぐ様を
久しぶりに短いDigi Bookに纏めました





飛 翔
この日唯一の飛翔を撮るチャンスでした

飛翔



  1. 2014/01/29(水) 23:08:28|
  2. 風景
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透明魚の世界



那須地方でも自宅がある平野部では、もう2ヶ月近く雨も雪も降らない。関東の南部では降っているのに
北部のからっ風が強いこの地域で降雨がないと空気の乾燥が著しく、冷たさと相まって辛い毎日となる。
そんな中、お馴染み「なかがわ水遊園」で透明魚の展示が開催中というので 久しぶりに遠出をした。
館内は適度に湿度が保たれていて、数時間を快適に過ごすことができた


冬のなかがわ水遊園


透明魚とは詳しくは後述するが、ある種の薬品等を使い魚の筋肉部を透明に加工し
骨格に染色を施してアクリル標本容器の中で美しく仕上げる一種の芸術品である


案内

クリスタル尖塔

透明魚標本展示の一部

標本1

標本2

標本3

標本4

標本5



                      透明魚標本のできるまで
① 標本の水洗い
標本の表面やエラなどについた粘液を水道水でよく洗う。腹の部分を少し切って、内臓を出す。
② ホルマリン固定
10倍希釈ホルマリン液(ホルマリン原液を水で10倍に薄める)に3日ほど標本を入れる。ホルマリンは有毒なので手袋で
蒸気を吸い込まないようにし、素早く容器の蓋を確実に閉じる。ホルマリンの働きは標本の腐食を防ぎ変形しないように
することが目的です。その後皮を剥ぐ。
③ 軟骨の染色
水を交換しながら1日水に入れておく。魚の皮を剥いで(丁寧によく剥ぐのがポイント)、軟骨染色液に1日入れる。
軟骨染色液は、95%エタノール80ml、氷酢酸20ml、アルシャンブルー10mgを混ぜる。軟骨染色液から取出し後95%、
50%、20%のエタノールにそれぞれ2~3時間ずつ入れて、余分な色素を取り除き最後は水に1日入れておく。
④ 標本の透明化
標本の筋肉部分を蛋白質分解酵素のトリプシンで透明化する。トリプシン液は飽和ホウ酸ナトリウム液30ml、 蒸留水
70ml,トリプシン結晶1gの割合で作る。標本を入れてフタをし、温度を30~35度に保ち半透明になるまで待つ。2週間位
かかるが、時々透明化の具合を見て確かめる。脊椎骨が見えて、軟骨が青く見えるようになっている。
その後トリプシン処理を行う。 処理後(脊椎骨が見える)
⑤ 硬骨の染色
(アリザリンレッドS染色原液)1%抱水クロラール溶液120mlにアリザリンレッド若干を溶かしグリセリン20ml、氷酢酸10ml
を加える。次に2%水酸化カリウムに青紫になるまで原液を加え、蒸留水中に標本を入れ脊椎骨が赤くなるまで染める。
数時間から一昼夜で、時々染まり具合を確かめる。アリザリンレッドS染色液に入れる 。これで染色の終了
⑥ グリセリン処理
0.5%水酸化カリウム液とグリセリンの混合液に入れる。水酸化カリウムにより透明化がさらに進む。
最初は3:1、次に1:1、さらに1:3の比率で、2~3日ずつ入れ最後に純粋なグリセリンに入れ防腐剤にチモールを入れる。
チモールはグリセリン100mlに対し25mg加える。グリセリンは通常、薬局で買うと濃度が低く、試薬は1級のものを使う
のが望ましいという。以上終了。 (Google 検索にて)


なかがわ水遊園を訪れると、どうしてもピラルクーを見たくなります


  1. 2014/01/19(日) 21:49:59|
  2. 展示館
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池波正太郎と江戸料理



   和食が世界無形文化遺産に登録されるなど今、和食が世界的に注目されています。
   池波正太郎の作品に登場する和食の原点江戸料理は池波の和食への造詣の深さを
   物語るに十分です。小説や料理など苦手な向きには面白くもない記事かもしれません

                           池波正太郎

池波正太郎

池波 正太郎(いけなみ しょうたろう、1923年~1990年)は戦後を代表する時代小説・歴史
小説家。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』『真田太平記』など、主に江戸時代を
中心にした時代小説を次々に発表する傍ら、美食家・映画評論家としても著名であった。特に
『剣客商売』における主人公と料亭の女将、若い女房おはる等との江戸料理談義は面白い


               江戸料理帳(2013年4月~2013年6月)
時代劇専門チャンネルのオリジナル番組で、『剣客惣菜2』以来となる料理番組。 時代小説の
大家・池波正太郎のもう一つの顔である 「剣客商売」 他の中で 魅力的に描かれている “食の
場面”にスポットを当て、作品に登場した数々の江戸料理を池波ファンである日本料理「分とく
山」総料理長・野崎洋光氏が再現。その模様をレシピと併せて紹介していた。

番組の案内人は俳優が月替わりで担当。池波ファンの著名人をゲストに迎えて野崎の料理を
囲んで池波について歓談するほか、その料理が登場する作品の一節を朗読したり、ゲストと共
に池波が愛した名店を辿るロケ企画「“食跡”散歩」を行なうという番組だった


            単行本『剣客商売』、『鬼平犯科帳』他に見る江戸料理

剣客商売鬼平犯科帳

              江戸料理帳で取り上げられた和食の数々
1. 2013年4月6日 内海桂子 白魚の卵とじ (梅安蟻地獄「春雪仕掛針」)菜飯 (鬼平犯科帳5「乞食坊主」)
2. 2013年4月13日 逢坂剛 韮の味噌和え (剣客商売番外編「黒白(上)」蛤鍋 (鬼平犯科帳13「一本眉」)
3. 2013年4月20日 重金敦之(文芸ジャーナリスト) 穴子の煮こごり (闇の狩人(上))根深汁 (剣客商売1「女武芸者」)
4. 2013年4月27日 波乃久里子 浅蜊のぶっかけ (剣客商売9「待ち伏せ」)
5.. 2013年5月4日 山田純大 しんこ泥鰌 (鬼平犯科帳1「浅草・御厩河岸」)筍御飯 (鬼平犯科帳18「俄か雨」)
6. 2013年5月11日 古田求 芹の味噌椀 (鬼平犯科帳7「盗賊婚礼」)わけぎと木くらげの白味噌和え (同上)鱒の味噌漬(嫁菜添え)
7. 2013年5月18日 彭理恵(文藝春秋 企画室勤務) 蒟蒻と油揚げの白和え (鬼平犯科帳17特別長編 )豆茶飯 (剣客商売3「兎と熊」)
8. 2013年5月25日 江戸家猫八 鰹の刺身 (仕掛人・藤枝梅安 梅安最合傘「梅安鰹飯」)鰹飯 (同上)
9. 2013年6月1日 鳥越俊太郎 冷奴 (剣客商売11「小判二十両」)浦里(吉原の朝ごはん) (その男1「父」)
10. 2013年6月8日 縄田一男 葱入り炒り卵 (剣客商売7 隠れ蓑「決闘・高田の馬場」)軍鶏の臓物鍋 (鬼平犯科帳8「明神の次郎吉」)
11. 2013年6月15日 ロバート・キャンベル 焼むすび (仕掛人・藤枝梅安「殺しの四人」)芋茎汁 (秘伝の声(下)良夜)衣被(きぬかつぎ)
12. 2013年6月22日 山口正介 鯵の干物 (剣客商売番外編「ないしょないしょ」)小ぶりの茄子の味噌汁 (おとこの秘図(上)「湯煙」)
13. 2013年6月29日 檀ふみ山本博文 小兵衛弁当(剣客商売)


じっくり小説を読むのも良いが、 フジテレビなどで度々放映された 『剣客商売』は脚本の上手さも
あり藤田まことの好演と相まって 安直な時代劇ではなく 、 娯楽性の中にも優しさから来る詩情に
溢れ、観た後は爽快な気分になる。 下のチラシはテレビ以外の明治座公演の際に作られたもの


        明治座公演


ここで取り上げた料理例は今は終了している時代劇専門チャンネル江戸料理帳という番組で
取り上げられ、日本料理の専門家野崎洋光氏が再現、 レシピとして公開された一部である。

和食は色合いの自然さ、香り、 適度な動物蛋白とのバランスがとれた健康食なのが分かる。
江戸時代の庶民は淡泊な物の他、鶏肉、鰻や穴子など結構精のつくものを食べていたようだ


          冷奴と葱・大根おろし (剣客商売)
冷奴と葱・大根おろし(剣客商売)


                      蛤の湯豆腐 (剣客商売)
蛤の湯豆腐(剣客商売)


       こんにゃくと油揚げの白和え (鬼平犯科帳)
蒟蒻と油揚げの白和え(鬼平犯科帳)


                     穴子の煮こごり (闇の狩人)
       穴子の煮こごり


                     軍鶏のもつなべ (鬼平犯科帳)
しゃものもつ鍋



「剣客商売」の背景
「剣客商売」は16編106話、番外編1からなる大作で、時代は将軍 家重、家治の頃。 あの悪名高い
老中田沼意次(たぬま おきつぐ)が政治の実権を握っていた、いわゆる「田沼時代」である。
田沼意次
しかし、この小説では田沼意次は主人公秋山小兵衛の一子大治郎の妻となる三冬の隠れた父親と
いう設定になっていて小兵衛とは切っても切れない間柄で、お互いがすべてを理解しあえる仲として
描かれている。ボクも不思議に思い田沼意次について調べてみると意次の賄賂政治は歴史上何ら
実証されるような資料がないのである。 ではどうして賄賂政治家の烙印を押されたかだが、 どうも
判然としない。しかし、歴史家の間では田沼意次白説と黒説があるらしい。池波正太郎は意次白説
の立場からこの小説を書いている。故に意次は好人物で人徳のある政治家として描かれている



  1. 2014/01/13(月) 17:36:04|
  2. エッセイ
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2014年を迎えて



2014年が世界の全ての地において穏やかに推移することを願って

茶臼岳

御倉・大倉

200字ショートショートで好評だった作品を再掲載しました
「謎のダルメシアン」です。
この話は嫁ぎ先での次女が経験した実話に基ずいています
ダルメシアン又は音符クリックで本文とBGMが出ます
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ダルメシアンについて
ダルメシアンはクロアチアのダルマチア地方を原産とする中型犬で18世紀中頃から
ダルメシアンの名で知られるようになったとのことです。ヨーロッパでは 古くからこの
犬の存在が確認されているのにも関わらず、その始祖の原産地については何故か
正確に解明されていないのはこの犬がジプシーと共に 旅をしていたからではないか
と言われています。体型から イタリア産のポインターとグレートデンの混血との説や
エジプトやギリシャの美術品に描かれている斑点模様の犬が 始祖であるとも言われ
ています。元々は狩猟犬でしたが 利口で敏捷なことから古くから消防犬として活躍し
数々の人命救助に貢献しましたが、消防車の出現で現在では主に番犬として飼育さ
れるようになりました。しかし今でもアメリカの消防署などではマスコットとして飼われ
ているそうです。ダルメシアンで最も印象が深いのは あのディズニーのアニメ映画の
「101匹ワンちゃん大行進」でしょう。

このショートショートの話に出てくる 謎のダルメシアン犬は 消防署で飼育されている
犬ではないようなので、何処からやって来て 何処へ消えたのか 謎のままですがY子
さんを守るような素振りや火事場を見つめる姿には いかにも消防犬らしい風格があ
ったそうです。 古くから伝わる血の流れの確かなる神秘性に改めて感動を覚えます
  1. 2014/01/04(土) 22:39:01|
  2. 未分類
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新年のご挨拶



皆さまがご健康で心豊かな一年間でありますように

ご挨拶



元旦は「竹林」、2日は「春の海」、3日目「6段の調べ」
4日目は筝曲では6段と並び有名な「千鳥の曲」


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  1. 2014/01/01(水) 01:03:25|
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Author:松ぼっくり
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ソースは「Sakuraの勉強室」からお借りしています

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